飲食のお仕事に必須、ワインの知識

cheers

ワイン検定をオークランドで始めたとき、

「どんなお客さまが来るのだろう?」

と正直、わからずにいました。

すると、初回のワイン検定にいらっしゃったのは、

60%以上が飲食業界の方。

 

sommelier

ソムリエを始め、

お店のヘッドシェフ、

オーナーシェフ

サービスマネージャー

といった方たちが来てくれました。

すべて、オークランドの人気レストランの方たちです。

 

「ワイン検定」「ワインの資格」

と聞いて即行動を起こしたその先見性に、やはり人気店のシェフやマネージャは見識が高い。

とあらためて感心したものです。

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立派なワインのリストを持ち、ワインの知識も豊富、日々様々なワインをテイスティングしている。

そんな方々が、なぜ今さらお勉強を?

と思われるかもしれませんが。。

ニュージーランドにいる限り、ヨーロッパワインの知識や経験は限られています。

 

bourgogne

ワインの基礎知識はまず、ヨーロッパからなのです。

 

この写真を見ただけで、どの地域かわかるでしょうか?

白ワインの聖地、仏ブルゴーニュ、コルトンの丘です。

ニュージーランドのワインはよく知っていても、

それだけではワインの知識の骨格がありません。

人気店で働く人達はそれに気付いているのです。

あなたのワインの知識は、どこから入っているのでしょうか?

ディストリビューター?

それとも自己流?

まさか、お客さまから?

片寄りのない、体系的な知識が必要なのではありませんか?

 

その店の客層を考え、

どんなワインが売れるのかを考え、

ワインリストのバランスを考える。

それには、ワインの基礎知識が必須です。

たとえば、

ピノ・グリとリースリングの違いを、

30分間話せと言われたら・・・?

 

waitaki valley, north otago

私なら、1時間、いえ望まれるなら何時間でも、

ピノ・グリとリースリングの違いについて話せます。

体系的なワインの知識があり、

その上に、経験値を積み上げているから、

いくらでもエピソードがあるのです。

それだけです。

ワインが飲めても飲めなくても、

NZの飲食業には必須のワイン。

ぜひ、基礎知識のインプットから始めてみてください。

驚きと喜びを、日々の仕事に活かせることでしょう。

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