ワイン検定をオークランドで始めたとき、
「どんなお客さまが来るのだろう?」
と正直、わからずにいました。
すると、初回のワイン検定にいらっしゃったのは、
60%以上が飲食業界の方。
![sommelier](https://yukonanjowine.com/wp-content/uploads/2018/05/sommelier.jpg)
ソムリエを始め、
お店のヘッドシェフ、
オーナーシェフ
サービスマネージャー
といった方たちが来てくれました。
すべて、オークランドの人気レストランの方たちです。
「ワイン検定」「ワインの資格」
と聞いて即行動を起こしたその先見性に、やはり人気店のシェフやマネージャは見識が高い。
とあらためて感心したものです。
ワイン検定(90分の講習込み)について、もっと詳しくはこちらから
立派なワインのリストを持ち、ワインの知識も豊富、日々様々なワインをテイスティングしている。
そんな方々が、なぜ今さらお勉強を?
と思われるかもしれませんが。。
ニュージーランドにいる限り、ヨーロッパワインの知識や経験は限られています。
![bourgogne](https://yukonanjowine.com/wp-content/uploads/2019/03/bourgogne-e1551732631647.jpg)
ワインの基礎知識はまず、ヨーロッパからなのです。
この写真を見ただけで、どの地域かわかるでしょうか?
白ワインの聖地、仏ブルゴーニュ、コルトンの丘です。
ニュージーランドのワインはよく知っていても、
それだけではワインの知識の骨格がありません。
人気店で働く人達はそれに気付いているのです。
あなたのワインの知識は、どこから入っているのでしょうか?
ディストリビューター?
それとも自己流?
まさか、お客さまから?
片寄りのない、体系的な知識が必要なのではありませんか?
その店の客層を考え、
どんなワインが売れるのかを考え、
ワインリストのバランスを考える。
それには、ワインの基礎知識が必須です。
たとえば、
ピノ・グリとリースリングの違いを、
30分間話せと言われたら・・・?
![waitaki valley, north otago](https://yukonanjowine.com/wp-content/uploads/2019/03/waitaki-valley-north-otago-e1551732862851.png)
私なら、1時間、いえ望まれるなら何時間でも、
ピノ・グリとリースリングの違いについて話せます。
体系的なワインの知識があり、
その上に、経験値を積み上げているから、
いくらでもエピソードがあるのです。
それだけです。
ワインが飲めても飲めなくても、
NZの飲食業には必須のワイン。
ぜひ、基礎知識のインプットから始めてみてください。
驚きと喜びを、日々の仕事に活かせることでしょう。